清坐乃遊

私が大好きな茶道・着物を中心に 日本の伝統文化など様々な趣味の世界をお伝えします

和心と自分スタイルの仕事を手に入れる ~辛口コーチングセミナー

千人茶会 森川邸田舎家再現

《和心》と《自分スタイルの仕事を手に入れる》辛口コーチングセミナー のブログにお越し下さり、ありがとうございます♡

 

 

第3回  千人茶会

   森川邸田舎家再現に向けて

に行ってきました。

 

 

明日 2016/07/03 も

名古屋市博物館で11時〜15時までありますので、

是非お出掛け下さい。

 

 

 

大正〜昭和にかけて、名古屋の代表的な茶人である

森川勘一郎(1887〜1980)が

江戸時代初期以前の庄屋住宅を移築して作った歴史的に価値が高い住居(茶室)

「森川邸田舎家」

です。

 

その茶室を再現させ、名古屋市博物館に移築しよう!

という為の寄付を兼ねてのお茶会です。

 

 

森川勘一郎さんって誰???

と思っていたのですが、

お茶会の後、

長谷義隆さん(中日新聞編集委員)の講話を聞く事ができ

勉強させていただきました。

 

 

森川勘一郎の名は、三井財閥の総帥鈍翁益田孝らとともに佐竹本三十六歌仙絵巻の切断に立ち会った方で、

巻頭の「柿本人麿」を引き当てた人物として、有名だそうです。

また、今は切断されてそれぞれ国宝や重要文化財に指定されている紫式部日記絵詞の発見者として知られています。

 

そして、名を最も高からしめたものは、本阿弥光悦作の茶碗「時雨」を所持していたことでした。

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また、昭和24年 名古屋城茶席の

猿面望嶽茶席

の再現を監修した方です。

このお茶席は面白いんですよ

床柱にサルの顔が…

 

戦争で名古屋城は焼失されましたが

そんな中で、いの一番に茶室の再現に尽力したとのことです。

 

 

森川コレクションとして名古屋市に寄付されていた、200点以上ものお道具

名古屋城で順番に

4、5点しか展示されていなかったそうです。

 

平成18年に名古屋市博物館に移され、ようやく研究者の目に触れるようになったそうです。

 

 

そんな話を聞くと

現在、名古屋・愛知はお茶どころ とる言われているのは、森川勘一郎さん始め、沢山の先人のお陰なんだな〜

と、心から感謝の念が湧き上がってきました。

 

 

そして、会ったことはないですが

お茶を通して出会った(気分)先人の心を少しだけ感じ、

同じ景色や空間を楽しめることの奥深さを知ることで

茶道の素晴らしさを益々嚙みしめることができました。

 

 

いい勉強させていただきました!

 

 


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盛田純加♪